マウンテンバイクレースは、各自の実力差にあわせたグループ分けがされて行われます。ただ、これから始めようとしている人にとっては、自分がどのクラスに参加すればいいのかな?というのがわからないでしょうし、やったらやったで、上のクラスにあがるための仕組みがちょっと分かりにくかったりするのも正直なところです。
そんなわけで、自分のメモ代わりもかねた各クラスと登録条件を簡単にまとめてみましたので、興味のあるかたはこのページの情報を参考にしていただければと思います。
草レースに出るにしても何にしても、JCF(公益財団法人日本自転車競技連盟)の基準がわかっていれば間違いないと思いますので、よかったら参考にしてみてください。
タイミングによっては、JCFのルール変更などにより、表記している内容と若干違う可能性もありますが、その際はご容赦ください。
マウンテンバイク クラス種類
JCF公認マウンテンバイクレースは、次のカテゴリーに分けられて開催されています。
※当該年12月31日で13歳以上、JCFマウンテンバイク・チーム登録を済ませてあることが共通基準
クロスカントリー
- 男子エリート(19歳以上-U23含む)
- 男子ジュニア(17-18歳)
- 男子マスターズ(30歳以上)
- 男子ユース(13-16歳)
- 男子アドバンス(17歳以上)
- 男子チャレンジ(17歳以上)
- 女子エリート(19歳以上-U23含む)
- 女子マスターズ(30歳以上)
- 女子ユース(13-16歳)
- 女子チャレンジ(17歳以上)
ダウンヒル
- 男子エリート(17歳以上 ジュニア含む)
- 男子マスターズ(30歳以上)
- 男子ユース(13-16歳)
- 男子アドバンス(17歳以上)
- 男子チャレンジ(17歳以上)
- 女子エリート(17歳以上 ジュニア含む)
- 女子マスターズ(30歳以上)
- 女子ユース(13-16歳)
- 女子チャレンジ(17歳以上)
カテゴリーレベル
エリートクラスを頂点にこのような感じで構成されており、昇格基準を満たすことで上のクラスに上がれるような仕組みです。(クロスカントリーのクラスイメージ)
※もっとこうじゃない?などのツッコミございましたら教えていただけますと幸いですm(_ _)m
各クラスの登録及び昇格条件
各クラスへの登録と昇格するための条件を、2021年昇格基準からポイントのみを以下に抜粋しました。
詳細は 2021「JCF 公認 Coupe du Japon MTB」共通テクニカルガイド(20210328)を
エンディランス(クロスカントリー)
クラス | 年齢 | 資格基準(前年度ナショナル・ランキングによる資格者のみを抜粋) |
男子エリート | 19歳以上 (U23含む) | ・男子エリートポイント獲得者 ・男子アドバンスよりの男子エリートへの既途中特別昇格者 ・男子ジュニア 1-5位までの年令対象者(19 才) ・男子マスターズ 1-5位までの競技者(マスターズを選択しない場合) ・男子アドバンス 1-5位までの年令対象者(19 才) |
男子ジュニア | 17-18歳 | ・男子ジュニアポイント獲得者 ・男子ユースポイント獲得者で年令対象者(この者はチャレンジを選択可能) ・男子アドバンスポイント獲得者で年令対象者 ・男子チャレンジポイント獲得者で年令対象者 |
男子マスターズ | 30歳以上 | ・男子マスターズポイント獲得者 ・男子エリートポイント獲得者で年令対象者 ・男子アドバンスポイント獲得者で年令対象者 ・男子チャレンジポイント獲得者でマスターズ 45才以上対象者 ※このクラスを選択した競技者のみ |
男子ユース | 13-16歳 | 共通基準のみ |
男子アドバンス | 17歳以上 | ・男子アドバンスポイント獲得者者 ・男子ジュニア6-10位までの競技者 ・男子チャレンジ1-10位までの競技者 |
男子チャレンジ | 17歳以上 | 1) 2) 他のクラス基準に該当しない者 3) 新規登録者 |
女子エリート | 19歳以上 (U23含む) | 女子エリート、女子マスターズ、ジュニア、チャレンジ、ポイント獲得者 |
女子ジュニア | 17-18歳 | 共通基準のみ |
女子マスターズ | 30歳以上 | 女子エリート、マスターズ登録者で年令対象者 ※このクラスを選択した競技者のみ |
女子ユース | 13-16歳 | 共通基準のみ |
女子チャレンジ | 17歳以上 | 1) 前年度女子チャレンジ登録者 2) 他のクラス基準に該当しない者 3) 新規登録者 |
グラビティ(ダウンヒル)
クラス | 年齢 | 資格基準(前年度ナショナル・ランキングによる資格者のみを抜粋) |
男子エリート | 17歳以上 (ジュニア含む) | ・男子エリートポイント獲得者 ・男子アドバンスよりの男子エリートへの既途中特別昇格者 ・男子ジュニア 1-5位までの年令対象者 ・男子マスターズ 1-5位までの競技者(マスターズを選択しない場合) ・男子ユース 1-5位までの年令対象者(17 歳以上) ・男子アドバンス 1-5位までの年令対象者 |
男子マスターズ | 30歳以上 | ・男子マスターズポイント獲得者 ・男子エリートポイント獲得者でこのクラスに参加資格がある者 ・男子アドバンスポイント獲得者でこのクラスに参加資格がある者 ・男子チャレンジポイント獲得者でマスターズ 45 才以上 ※このクラスを選択した競技者のみ |
男子ユース | 13-16歳 | 共通基準のみ |
男子アドバンス | 17歳以上 | ・男子アドバンスポイント獲得者者 ・男子チャレンジ1-5位までの競技者 |
男子チャレンジ | 17歳以上 | 1) 前年度男子チャレンジ登録者 2) 他のクラス基準に該当しない者 3) 新規登録者 |
女子エリート | 17歳以上 (ジュニア含む) | 女子エリート、女子マスターズ、ジュニア、チャレンジ、ポイント獲得者 |
女子マスターズ | 30歳以上 | 女子エリート、マスターズ登録者 |
女子ユース | 13-16歳 | 共通基準のみ |
女子チャレンジ | 17歳以上 | 1) 前年度女子チャレンジ登録者 2) 他のクラス基準に該当しない者 3) 新規登録者 |
上記からもわかるとおり、これから始めるライダーは、まずはチャレンジクラスからのスタートとなります。僕は今年から20年ぶり以上に再チャレンジとなりますので、必然的にチャレンジクラスからのスタートなわけです。
JCFクロスカントリー男子チャレンジクラスからアドバンスクラスに昇格するための条件
ここからは、今年からマウンテンバイクレースにチャレンジ中の僕個人の話です。僕のチャレンジに興味ないかたはスルーしてくださってOKです。
なんとか上のクラスに上がれるよう奮闘中ですが、そのためには昇格条件をクリアする必要があります。その条件とは、チャレンジクラスの年間ランキングで10位以内に入るか、どこかの公認レースで優勝(←たぶん、後でちゃんと確認します)して特別昇格の権利を得るかのいずれかです。
数年前の基準では、チャレンジからアドバンスへの昇格は20位以内だったように見受けられるのですが、参加できない、大会の開催数が減っているなどを考慮してかの、変更が入ってるっぽいです。ちなみに、年間ランキングに基づく順位での降格というのもそれを考慮されてかなくなっています。
参考:2021年昇格降格基準について:20200716更新
https://mtb-l.jp/2020/07/16/events/20200716_2021classifier/
で、貧脚マウンテンバイカーがチャレンジからアドバンスに昇格することはできるのだろうか?
今年(2021年)に入ってからクロスカントリーのレースに数戦参加しての率直な感想なのですが、、、
実際に参加して思うことは、基礎体力の乏しいアラフィフ男子には相当ハードルが高いなということ。
なぜなら、チャレンジクラスには、ロードバイクやシクロクロスの上位カテゴリーで走っているライダーが、練習や腕試しで参加していることも少なくなさそうで、、、すると、脚力で圧倒的なハンディキャップのある、貧脚な生粋のマウンテンバイカーが勝負をして、勝てるわけも無いからです。
いくらテーブルトップを華麗に飛べるテクがあったとしても、ロックセクションをヌルヌルとクリアするテクがあったとしても、それは平地や上り坂での圧倒的な実力差を補うだけのアドバンテージには全くなるはずもなく。。。
唯一あるのは人生経験くらいなもの。あとは若い子よりはちょっとだけ資金もあるか(笑)
なので、ここは賢く、しっかりと戦略を立てながらレースを楽しみたいなと思います。
その辺に関しましては、本ブログやYouTubeで、ちょこちょこご報告させていただければと思いますので、引き続きフォローいただけますと、とても嬉しいです。
では。。。
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